オリンパス、通期営業益予想を下方修正 能登地震で一部製品減産

Hitoshi Ishida

[東京 14日 ロイター] - オリンパスは14日、24年3月期の連結営業利益見通し(国際会計基準)を570億円に下方修正すると発表した。従来予想は1000億円だった。

能登半島地震の影響で、内視鏡部品のサプライヤーが操業を停止、国内工場での新たな内視鏡製品の生産スピードを落とした。この減産に伴う連結売上高の一時的な減少は約240億円と見積もっている。

IBESがまとめたアナリスト15人のコンセンサス予想の平均値は969億円だった。

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