自宅に放火し保険金請求した35歳男を再逮捕 詐欺未遂の疑い 群馬県警渋川署

 火災保険金をだまし取ろうとしたとして、群馬県警渋川署は13日、詐欺未遂の疑いで、東京都の配管設備工の男(35)を再逮捕した。

 再逮捕容疑は2020年10月上旬、自己所有の自宅を同年6月27日深夜に自ら放火したことを隠して、契約するさいたま市の損害保険会社に、火災保険金の請求書や約1300万円の見積書を送付し、保険金をだまし取ろうとした疑い。

 同署によると、「身に覚えはありません」と容疑を否認している。同社の調査で故意による火災と断定され、支払いはされなかった。男は1月23日、自宅を放火したとして、現住建造物等放火の疑いで同署に逮捕されていた。

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