「分院の病床数を多く」宮城県立精神医療センターの移転と分院について協議

宮城県の4病院再編構想で、名取市の県立精神医療センターを富谷市に移し名取市に分院を残す県の計画について、県とセンターの担当者が13日に協議しました。センターからは「分院の病床数を多くしてほしい」といった意見が出されました。

県の構想では、県立精神医療センターと仙台市青葉区の東北労災病院を合築して富谷市に移転させる一方、名取市には分院を残します。

県は1月に全体の病床数を170床とし、分院を25床から60床とする3つの案を示していて、13日に県と精神医療センターの担当者が協議しました。

センター側からは「分院の病床数を多くしてほしい」「病院を2つに分けると効率が悪くなるのではないか」といった意見が出たということです。

県保健福祉部大森秀和副部長「様々ご指摘をいただいたところでございますので、議会明けぐらいのタイミングでまた意見交換をさせていただければ」

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