埼玉県警は14日、川越工業高(川越市)が県警と協力して制作したサイバーセキュリティーの啓発動画2本を、優秀作品として表彰した。交流サイト(SNS)利用の際の注意点などを呼びかける内容で、制作した同校2年の田中舞衣さん(17)は「投稿のハードルが上がり、被害に遭う人が少なくなれば」と話した。
デザイン科の生徒らが、SNSやインターネットを通じた詐欺をテーマに10本を作った。田中さんらの作品は童話「赤ずきん」が題材。赤ずきんが道中の様子をSNSに投稿し、その投稿を見たオオカミに狙われる内容だった。
優秀作品は商業施設のデジタルサイネージで放映される。