サンリオが業績上方修正、国内外で大幅増収 増配や株式分割も

Shinichi Uchida

[東京 14日 ロイター] - サンリオは14日、2024年3月期連結業績予想を上方修正すると発表した。国内外で大幅増収となったほか、構造改革を通じて収益性も向上した。売上高は前年比34.1%増の974億円(従来予想893億円)、営業利益は同2倍の268億円(同188億円)、純利益は同2.1倍の174億円(同144億円)にそれぞれ見直した。

これに伴い配当予想も上方修正した。年間配当はハローキティ50周年記念配当10円を含めて65円(従来45円、前期実績35円)に増額した。

投資家層の拡大を目指し、3月31日を基準日として4月1日付で1対3の株式分割を実施することも合わせて発表した。

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