北陸新幹線の延伸が間近に迫る福井駅前に設置された看板がネット民たちから注目された。
「この工事看板、めっちゃ夢がある」
2024年1月26日、Xユーザーのseaside（＠seaside_amie）さんがそうつぶやきながら投稿したこの画像。
同日に福井駅前で撮影したという工事看板にはこう書かれている。
「ご迷惑をおかけします
恐竜ロボット等の設置作業をしています」
迷惑だなんてとんでもない！ 恐竜ロボットが設置されるなんてワクワクするじゃないか！
見るだけで心躍るような工事看板はX上で話題となり、
「恐竜ロボットって浪漫の塊パワーワードw」
「発注者が、福井県交流文化部魅力創造課恐竜戦略室。恐竜戦略ってワクワクする」
「堂々とした恐竜帝国の侵略宣言かな？」
「地球防衛軍でも出来るのか？」
「さすが福井」
といった反応が寄せられた。
2月14日、Jタウンネット記者が福井県交流文化部魅力創造課恐竜戦略室の職員に話を聞いたところ、話題の看板は23年10月ごろに設置されたもの。X上で話題となったことは職員も知っていたそうで、
「看板が話題になるなんて意外でした。本当は恐竜ロボット本体が注目されて欲しかったのですが......」
と戸惑っている様子だった。
恐竜ロボットの設置作業を知らせる看板は3月10日まで見られるとのこと。
ちなみに、福井県立恐竜博物館の公式Xによると、ティラノサウルスロボットは博物館の研究員が監修し、ハローキティのポップコーンマシーンを魔改造した、あの「ココロ」が作ったものだ。
設置作業は1月29日の23時から行われたそうで、2月1日にJタウンネット記者が現地を訪れると......。
なんだか、突然現代に送られてきて困惑しているようだった。
