職員へのハラスメント防止に関する条例を定めた笠岡市で、「ハラスメント対策委員会」が初めて開かれ、申し出について調査を行う委員の委嘱が行われました。
笠岡市ハラスメント対策委員会は、去年12月に制定されたハラスメント防止に関する条例に基づいて設置されたものです。
きょうは、市長や議員など特別職への調査を担当する有識者として、3人の弁護士に委員の委嘱状が交付されました。特別職も含めたハラスメント防止条例は岡山県内では初めてで、委員は職員からの申し出について調査を行います。
(笠岡市ハラスメント対策委員会 清野幸代委員長)「人権侵害の事実があるかどうかということを判断していくというのが一般的だと思います」
委員会は今後、ハラスメントの疑いがある行為について、当事者から聞き取りを行うなどして、公平な処理に当たります。