「過去最高」「今すぐプスカシュ賞を」英2部で超絶ゴラッソ誕生!と思いきや…まさかの結末に嘆きの声「ジョークだろ?」

現地時間2月13日に開催されたイングランド2部第32節で、ハルは最下位に沈むロザラムと敵地で対戦。開始4分で先制を許すも、後半に2点を奪い返し、2-1で逆転勝利を収めた。

注目を集めているのが、71分に生まれた同点弾だ。ペナルティエリア右でパスカットしたジェイデン・フィロジェネは、鋭い切り返しで目の前の敵をかわすや、ゴールまで距離があるにもかかわらず、ラボーナを選択。すると、力強いインパクトから放たれたボールは、ファーのサイドネットに吸い込まれていったのだ。

芸術的な一撃に本人はもちろん、スタンドのサポーター、中継の解説者も大興奮となったが、実はフィロジェネの得点ではなかった。ネットを揺らす前に、必死にクリアを試みた相手選手をかすめたため、記録上はオウンゴールとなったのだ。

【動画】まさかの長距離ラボーナ!鮮烈弾で大盛り上がりも実は…
このあまりに“惜しい”ゴラッソは、海外メディア『MEDIOCLUB』が「(ほぼ)プスカシュ賞ノミネート」と題して映像を公開するなどし、たちまち話題に。世界中のファンから様々なコメントが集まっている。

「これがオウンゴールなんてジョークだろ?」
「今まで見た中で最高のゴール」
「今すぐ彼にプスカシュ賞を与えよう」
「史上最も簡単なプスカシュ賞選出」
「OGとして表彰されたのだから、プスカスシュ賞はGKに贈られるべき」
「ジェイデンの功績を認められないのは完全に犯罪だ。彼に花をあげよう」
「ゴールにもならない、文字通り非常識なゴール」

確かに得点としては記録に残らない。ただ、ドライな判定が相まり、人々の記憶にはより残るものとなったかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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