アニメ『外科医エリーゼ』の第6話が2月14日（水）深夜25時から放送される。本作は二度の転生を経て“最初の人生”に逆戻りした主人公・エリーゼ（CV.石川由依）がひたむきにやり直す医療ファンタジー。韓国で人気を博した同名小説・漫画を原作としており、日本でもシリーズ累計100万部を突破（2023年3月時点 ※電子込み）している注目作。この度、第6話のあらすじと先行カットが公開された。
◆前回までのお話
院長室に呼び出されたグレアム（CV. 細谷佳正）とエリーゼ。行ってみるとそこには院長のゴード子爵と、エリーゼが子どもの頃から診察をしてもらっていたベン子爵の姿があった。エリーゼを見たベン子爵は、「まさかあの姫君が見習いなどするはずがない」と他人の空似だと思い込む。先日の脾臓（ひぞう）摘出手術について詳しく聞きたいとグレアムに言うベン子爵に、手術を行ったのはエリーゼだと伝える。
信じない院長とベン子爵だったが、エリーゼが詳しく手術の内容について説明すると、その完璧な回答にベン子爵は、帝国最高の医療機関である皇室十字病院へとスカウトする。それには医師試験を受ける必要があるが、見習いを始めたばかりのエリーゼが受かるはずがないと否定的な院長。
しかしグレアムは「ローゼは本物の天才です。私が今まで出会ったどんな医者よりも高い実力の持ち主です。彼女を弟子として迎え入れはしましたが、すでにその能力は、私をはるかにしの凌（しの）いでいます」。その言葉に、院長はエリーゼが試験を受けることを許可するのだった。
試験を受けられることに喜ぶエリーゼだが、試験はミンチェスター陛下（CV.井上和彦）の誕生祭のすぐあと。1回目の人生では誕生祭でリンデンとの婚約が発表されたが、愛した人に愛されず、非業の死を遂げた。
「今回は婚約発表自体がなくなるはずだし、殿下とは別の道を行くと決めたから…」そう思っているところへ、リンデン皇子（CV. 阿座上洋平）が変装したロン（CV. 日野 聡）がやって来る。
ロンの体調不良を診察するエリーゼは、皇室十字病院でも分からなかった原因を、すぐに突き止める。治療が終わっても、なぜかエリーゼが気になるリンデン皇子は、エリーゼの元を訪れる。一緒に病室の掃除を手伝い、エリーゼの患者を思うひたむきな姿と笑顔に心が引かれていくのだった。
リンデン皇子の側近である、エリーゼの兄・レン（CV.小野大輔）にエリーゼの好きなものを聞くと、「いちごのケーキには目がない」という情報を得る。その他に、昔からきらびやかなものを好むと聞いたリンデン皇子は、ロンの姿でエリーゼに宝石をプレゼントする。しかしエリーゼからは「私は医者として当然のことをしたまで。このような贈り物は受け取ることができません」ときっぱりと断られる。
しかし他に何か欲しいものはないのかと聞くと、「いつかいちごのケーキをごちそうしてくれませんか？」と言うエリーゼ。「これからは好きなだけ食わせてやる」と笑顔で答えるロンを見て、なぜかリンデン皇子の顔と重なるエリーゼだった。
ゴード子爵からエリーゼは“間違いなく天才”“医者になるために生まれて来たようだ”と聞いたミンチェスターは、エリーゼをどうしても皇后にしたいと考えている側近のベント卿（きょう）から“誕生祭でリンデンとエリーゼの婚約発表をしてしまうのはどうか”と提案される。しかしエリーゼとの賭けがあるとちゅうちょするミンチェスターに、「私に考えがあります」と何かを企んで笑うベント卿（きょう）だった…。
◆第6話「昼想夜夢」 あらすじ
ミンチェスターの誕生祭で、恋のライバルだった 、クロレンス家と敵対関係にある大貴族チャイルド家の娘・ユリエン（CV. 潘めぐみ）と再会するエリーゼ。ユリエンにしたひどい仕打ちを思い出したエリーゼは、心を改めてユリエンに優しく接する。そのかいあってか2人は和解し、エリーゼがホッと安心した矢先、ミンチェスターが衝撃の発表を誕生祭でしてしまい…。
出演者
エリーゼ・ド・クロレンス:石川由依／リンデン・ド・ロマノフ:阿座上洋平／ロン:日野 聡／グレアム・ド・ファロン:細谷佳正／レン・ド・クロレンス:小野大輔／クリス・ド・クロレンス:下野 紘／ユリエン・ド・チャイルド:潘めぐみ／ミハイル・ド・ロマノフ:斉藤壮馬／ミンチェスター・ド・ロマノフ:井上和彦
『外科医エリーゼ』公式HP
TVアニメ公式X
BS日テレ アニメにむちゅ～ 公式HP
