JR岡山駅のすぐ目の前「地上31階の大型マンション」建設へ 新幹線「のぞみ」停車駅 周辺のにぎわい創出に期待

岡山の玄関口に大型マンションです。JR岡山駅前に建設予定の地上31階建てのマンションの概要説明会が開かれました。再開発が進められている駅周辺のにぎわいの創出も期待されています。

(野村不動産常務執行役員 石川陽一郎西日本支社長)
「コンセプトワードは『OKAYAMA GATE PLACE』です。多様な人々が集い賑わう、複合都市型施設として岡山駅前の新たな顔となることを目指しております」

JR岡山駅まで徒歩3分。

駅の東口を出た目と鼻の先に完成予定の大型マンション「プラウドタワー岡山」、地上31階・地下2階で、総戸数は422戸です。

岡山市北区で行われた発表説明会では、首都圏を中心に都市開発を行う野村不動産とJR西日本不動産開発が、岡山駅周辺の再開発事業を含めた概要などを説明しました。

(JR西日本不動産開発住宅事業本部長 田中康規執行役員)
「新幹線の『のぞみ』の停車駅でもございますので、JRグループの不動産会社としては、非常に注目をしています」

(野村不動産常務執行役員 石川陽一郎西日本支社長)
「岡山は西日本全体、中国地方・山陰・四国への交通の結節点となっているというところは、非常に利便性の高い場所だと」

野村不動産のブランド「プラウド」が岡山県内に建てられるのは、今回が初めてです。再開発が行われている周辺には商店街もありますが、既存の建物の老朽化など都市機能の再整備が急務となっていました。

街の人のからは…。

「いいことですな。玄関口だからいいなと思う」

「大阪なんかでも『通勤圏内』に入るかもわからんですね。駅に近いからね」

部屋の想定販売価格は1LDKで3000万円台。最もグレードの高い4LDKは約3億円と見込まれています。販売会社は新たなマンションが建設され、隣接する商業施設に店舗が入れば、賑わいの創出に繋がると期待しています。

(野村不動産西日本支社住宅事業本部 坂口武宏開発企画本部長)
「今回のような再開発事業で、岡山にとっても、非常に賑わいの創出になると思いますし、われわれも再開発事業のサポートに協力させていただく中で、役割の一端を担えれば」

「プラウドタワー岡山」は、来年(2025年)12月中旬の完成を見込んでいます。商業施設を含めた駅前町全体の再開発は再来年度に完了予定です。

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