嵐莉菜、s**t kingz・増田昇太、橋本じゅんが「ACMA:GAME アクマゲーム」に出演決定

嵐莉菜増田昇太s**t kingz)、橋本じゅんが、日本テレビ系で4月にスタートする連続ドラマ「ACMA:GAME アクマゲーム」(日曜午後10:30、開始日未定)に出演することが分かった。

間宮祥太朗が主演を務める「ACMA:GAME アクマゲーム」の原作は、2013~17年に「週刊少年マガジン」(講談社)に連載された、メーブ氏・原作&恵広史氏・作画による同名漫画。地位、財産、名誉、そして命…相手からすべてを奪うことができる悪魔の遊戯=デスゲームが展開する。多彩なキャラクターが登場し、異形の悪魔が仕掛ける独創的で規格外の“アクマゲーム”が多くのコアファンを生み出し、今なお熱烈な支持を集める作品が、日本テレビが仕掛ける大型プロジェクト企画として完全実写化されることになった。

間宮は、99本集めるとこの世のすべてを手にすることができるといわれる“悪魔の鍵”を懸けて争う、命懸けの“アクマゲーム”に翻弄(ほんろう)されながらも鍵の謎に迫っていく主人公・織田照朝に扮(ふん)し、照朝の中学時代の同級生であり、共に“アクマゲーム”に挑んでいく親友・斉藤初を田中樹SixTONES)、眞鍋悠季を古川琴音が演じる。

嵐は、幼い頃からキッズモデルとして活動。現在ファッション誌「ViVi」の専属モデルとしてランウェイでも活躍中だ。2022年、映画「マイスモールランド」では、日本とドイツにルーツを持つ母親とイラン、イラク、ロシアのミックスで日本国籍を取得している父親をもつ自らのルーツを生かして、日本に在住する難民の娘役として映画初出演にして主演を務めた。同作は第72回ベルリン国際映画祭において「アムネスティ国際映画賞スペシャル・メンション(特別表彰)」を授与され、嵐は数々の国内映画賞においても新人女優賞を受賞、一躍注目を集めた新進気鋭の俳優だ。

そんな嵐が、アイドルグループ・SUPER FUNKY PIXIEsのメンバーとして活動中の式部紫役で登場。“悪魔の鍵”を手に入れた途端、人気に火がつき、たちまち人気アイドルになった紫は、誰に対しても常にアイドルスマイルを崩さないが、心の中では自分にとって有益な人物かそうでないかを見定めているしたたかさを隠し持っている。“悪魔の鍵”を狙って来た人物から上杉潜夜(竜星涼)に助けられ、潜夜と手を組もうとして近づく。

「漫画や小説を実写化した作品に出演するのが夢でした。しかも、非現実的な設定の作品をやってみたいという思いもずっと持っていたので、夢が同時に二つかなってとてもうれしかったです」と声を弾ませる嵐。「原作漫画は、ゲームの面白さはもちろん、キャラクターそれぞれの個性がしっかり浮き出ていて、それをゲームに活用しながら、その個性と個性が混ざり合っていく感じがたまらなく好きです。そして、普段の日常的な描写もしっかり描かれた作品なので、その日常の感じとゲームの時の真剣なモードのギャップも本当に面白くて、一気に読んで大ファンになりました。なかでも式部紫は、ビジュアル性格ともにとってもかわいくて最後まで一番好きなキャラクターだったので、この役をいただけたことがすごくうれしくて、本当に光栄です!」と、魅力あふれる作品への出演を喜ぶ。

加えて「ドラマでは、原作とは少し設定が違うオリジナルな部分もあるのですが、原作の紫の性格もお芝居に溶け込む形で反映できるように意識しています。紫はアイドルなので、最初のゲームの時には本来の自分を隠して意識的にアイドルっぽさ、かわいさを出しているんですけれど、ゲームが進むにしたがって紫本来の強気な性格や、勝負に勝ちたい気持ちが現れるように、スタッフの皆さんとたくさんコミュニケーションをとりながら、セリフの言い回しや表情などを変化させることを意識して演じました」と語る。

さらに、「紫の最大の武器はアイドルとしての演技力なので、ゲームの中で紫の演技力がどう生かされているかや、ほかの登場人物に対する接し方が紫の本心なのか演技なのか、という部分も楽しんでみていただけたらうれしいなって思います! また、アイドルグループとしてのダンスシーンも、初めて振り付けを見せていただいた時には、とても速い振り付けで踊れるのか不安になったのですが、何日も練習していく中で、先生やほかのメンバーの皆さんとも仲良くなってどんどん楽しくなってきて。ライブシーン撮影本番はファン役の皆さんがとても盛り上げてくれて、自分が本当にアイドルになった気持ちでした(笑)。歌声を披露するのは今回が初めてで、実はちょっと恥ずかしいのですが、人生で経験することはないと思っていたレコーディングも経験できてすごくうれしかったです」と、アイドル役を満喫した様子。

そして、「ちょっとルールが難しいゲームもあるのですが、本当に面白いゲームばかりなので、悪魔がルール説明をする時に、登場人物と一緒に戦略などを考えたりしながら見ていただけるとうれしいです。登場するキャラクターもすごく濃厚なので、推しを決めて見ていただいても楽しいと思います!」とアピールしている。

4人組の世界的ダンスパフォーマンスグループ・s**t kingzのメンバーとして活動する増田は、竜王として名をはせる棋士・毛利明役を務める。19歳で竜王の座に君臨した天才棋士で、過去対戦したAIが5億通りの手を読んでも、毛利には勝てなかったという逸話があるほど。しかし、ある時期スランプに陥り、全く将棋を指せなくなった頃に“悪魔の鍵”と出会い、現在は連戦連勝中。常に貪欲に勝利への執着を持っており、毛利にとって勝負に挑み勝つことが何よりの生きがいだ。しかし、勝負を離れると妻と息子を愛する人間らしい一面も持っている。

増田は「毛利明は、『命よりも目の前の勝負が大事』という考えを持っており、強固な精神の持ち主です。静かで熱い意志を持った毛利を表現できるように努めました」と役づくりに触れつつ、「制作段階で悪魔たちのCGを見せてもらった時にはとてもクオリティーが高く、スケールもありびっくりしました。どんな悪魔たちが現れるのか、どんなゲームが行われるのか、ぜひ楽しみにしていてください」と呼び掛ける。

橋本が扮(ふん)するのは、照朝の父であり総合商社「織田グループ」の会長だった織⽥清司に仕えてきた秘書・岡本龍肝。かつて、清司からの信頼も厚く、照朝も幼い頃から慕っていた人物だ。清司が殺害された時、照朝の命を守るため海外の知り合いのもとに照朝を逃がし、以来日本から照朝を支援していた。「織田グループ」が解体されて「宮ノ内グループ」として人手に渡った現在も、会長秘書として勤務しているが、いつか照朝の手に会社を取り戻したいと考えており、帰国した照朝と共に“悪魔の鍵”の秘密を追う。

橋本は「演じさせていただく龍肝さんは、メインとして間宮祥太朗くんが演じる照朝くんを見守りながら、後ろに居たり駆けつけたりして支えております」と役柄を紹介し、「セリフはないけれどどんな思いを持っているのか、これは俳優の醍醐味(だいごみ)であり、これだけたくさんの行間芝居にトライすることも過去なかった僕にとっての大きな分岐点、記念作と言えます」と、新たな姿を見せていることを予告。

さらに、「見どころはゲーム! これは本当にキャストスタッフ皆さん一丸となって、とても難しくタフな時間を重ねて撮ったものですので、僕も心から見るのを楽しみにしています」と期待を寄せている。

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