今や、名古屋を代表するスイーツとなった「ぴよりん」。
2月14日、愛知県春日井市に新たな工房とショップがオープンしました。限定商品の「緑色」の「ぴよりん」も登場です。
14日、春日井市のJR勝川駅近くの高架下にオープンした「ぴよりん shop アトリエ店」。
午後1時の開店を前に午前9時半に整理券が配られ、1時間半後には85枚全てを配り終えたということでした。
(岐阜県土岐市から来た人)
「午前10時過ぎくらいに来たが、なんとか(整理券を)もらえてよかった」
(愛知県小牧市から来た人)
「(整理券は)15番です。午前9時半ごろに来た」
そんな皆さんのお目当ての品は?
(小牧市から来た人)
「サボテンぴよりんセット」
(愛知県あま市から来た人)
「私もサボテンぴよりん」
「ぴよりん shop アトリエ店」では3月16日まで「サボテンぴよりん」を限定販売。
緑色が特徴で、表面にはサボテンのパウダーが振りかけられています。
中は抹茶味のババロアとプリンです。
ぴよりんになぜサボテンのパウダーなのか?
なぜ「サボテン」なのかというと春日井市の特産が「サボテン」だからです。
デザインのモチーフは春日井市のサボテンをPRするキャラクター「春代(はるよ)」です。
販売は、この店でだけ!
「ぴよりん」と1日64セット販売し、値段は1100円です。
14日は開店前に店からお客さんにご挨拶。
(ぴよりん shop アトリエ店 田内梨絵 店長)
「大変お待たせいたしました。ただ今より『ぴよりん shop アトリエ店』オープンいたします。いらっしゃいませ」
そして、午後1時に初日の営業がスタート。
皆さん、次々に買い求めていました。
今回はショップの奥にある心臓部の工房もスケールアップしました。
「ぴよりん」の増産をはかるために、名古屋市内にあった工房を名古屋駅からは6駅離れた春日井市のJR勝川駅そばに移転したわけですが、広さは従来の2倍に。
また「ぴよりん」の製造可能数も2倍になったといいます。
名古屋駅にあるショップにも、この工房から出荷します。
振り返ると「ぴよりん」の誕生は今から13年前。
その後、3年前に名古屋で行われた将棋の王位戦で、藤井聡太八冠が「おやつ」に選んだことで一躍、全国区に。
今回、スケールアップして更に羽ばたくこととなりました。