高校生27人が街づくり構想 地元企業と連携した学習の成果発表

地元企業と連携した探求学習を行う奈良女子大学附属中等教育学校と一条高校の生徒が、学習の成果を発表しました。

この取り組みは、大和ハウスやDMG森精機といった地元企業と県内の高校が連携して、新たなモノづくりや住まいづくりの探求学習を行うものです。14日は、2023年9月から大和ハウスと連携して「これからの住まい・くらしを創造する」をテーマに取り組んだ学習の最終発表の日です。山下知事も訪れる中、生徒27人は6つのグループに分かれ、実際にある約6000平方メートルの更地を題材に「自分たちならどんなまちを創るか」という内容でプレゼンテーションを行いました。

生徒らは、現地に足を運び、近くに公園が少ないなど地域の課題に着目し、緑地を取り入れたまちづくりの構想などを、ポスターや模型を使って発表しました。発表のあとは、大和ハウスの審査員などによって新規性、実現性、経済効果など9つの項目で得点がつけられたあと、生徒らにフィードバックされ今後の学習に生かされるということです。

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