同性婚を認めないのは違憲 仙台市の同性カップルが婚姻届け受理を求め家事審判申し立て

同性婚を認めないのは憲法に違反するとして、仙台市の同性カップルが仙台家庭裁判所に婚姻届の受理を市に命じるよう求める家事審判を申し立てました。

申し立てしたのは太白区に住む小浜耕治さん(61)とパートナーの男性(79)です。

小浜さんたちは6日、仙台市に婚姻届を提出しましたが、市は男性同士の婚姻届は不適法として不受理としました。

これに対し小浜さんたちは、婚姻届を受理しないのは憲法が定める婚姻の自由を侵害するとして、仙台市に受理を命じるよう求める家事審判を仙台家裁に申し立てました。

小浜耕治さん「マイノリティのためではなくて社会全体のためにこうした営みがとても大切なんだということを、改めて皆さんに分かってほしいと思います」

全国では、同性婚を認めないのは憲法違反として、国に賠償を求める訴訟が5カ所で起こされていて、一審では違憲と違憲状態がそれぞれ2件、合憲が1件となっています。

© 株式会社東日本放送