マカオ、今年第1四半期のMICEイベント開催数は約20件…約3.3万人参加見込み

昨年来マカオでは多くの新テーマのエキジビションが開催されている(写真:IPIM)

 マカオ貿易投資促進局(IPIM)は2月14日、今年第1四半期にマカオで20件近くのMICEイベントが開催予定となっており、約3.3万人の参加が見込んでいることを明らかにした。

 このうち2月にはスポーツとコマースを融合した新テーマのエキジビションがマカオで初開催され、世界各地からスポーツビジネスのトップマネジメント及び専門家らが出席を予定しているという。また、3月にはUFI(国際見本市連盟)アジアパシフィック地区のカンファレンスがマカオで開催され、世界のMICE業界関係者が一堂に会する機会として期待を示した。このほか、3月下旬にはマカオ国際環境協力フォーラム&エキジビション(MIECF)2024も開催予定となっている。

 同局によれば、マカオにおけるMICE産業の発展に合わせ、多くの統合型リゾート運営企業がエキジビション・コンベンション及び関連施設の拡張やリノベーションを予定しているとのこと。

 マカオ政府は産業のダイバーシティ化を目標として掲げており、MICE産業がその一角として期待されている。

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