「一人ひとりに寄り添った支援策を講じる」 達増知事が所信表明し2月県議会スタート 新年度予算案など審議 岩手

岩手県の新年度当初予算案などについて審議する岩手県議会の2月定例会が14日始まりました。達増知事が所信表明演説に臨み、県民生活を守る決意を述べました。

(達増知事)
「県民の暮らしと仕事を守るため、県民生活や地域経済への影響を注視しながら県民一人ひとりに寄り添った支援策を機動的に講じることが重要です」

達増知事は所信表明演説で、人口減少対策を最重要課題に挙げ、人口減少の背景にある生きにくさを生きやすさに変える取り組みを積極的に進める考えを示しました。
このほか総額およそ7322億円の新年度当初の一般会計予算案でも重点事項に掲げているデジタルトランスフォーメーションの推進や、安全・安心な地域づくりに取り組むことで県民生活を守る考えです。
14日は予算案など合わせて86の議案が県から提案されました。
21日に知事の所信に対する代表質問が行われ、22日からは一般質問が行われる予定です。県議会2月定例会の会期は、3月22日までの38日間の予定です。

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