気温上昇で名古屋の最高気温は19℃超え 早咲きの桜が咲き始める スーパーでは春が旬の野菜がお値打ちに

名古屋の早咲きの桜が開花しました。

きょう(14日)、名古屋の日中の気温は20℃近くまで上昇し、春野菜も例年より早く店頭に並んでいました。

早咲きの桜は「オオカンザクラ」です。

名古屋市東区泉の歩道沿いで14日に一部が咲きはじめていました。

区役所によると、例年2月下旬から3月上旬に咲き始めるということですが、ことしは早くも春の知らせが届いたようです。

一方、名古屋市昭和区の川名公園では、午後1時過ぎ「こんな声」が…。

(3歳児の母親)
「暑い。夏みたい」
(6歳と3歳の母親)
「4月くらいの暖かさ。水筒のお茶は多めに冷たくして入れてきた」
(6歳と2歳の母親)
「信じられない暖かさ。子どもも私も花粉症なので、こんなに暖かいと、そろそろくるかなと」

皆さん「朝方に比べ、昼頃から急に気温が高くなり、その温度差にとまどう。服装選びが難しい」と話していました。

14日の名古屋の最低気温は3.7℃、一方、最高気温は19.2℃。

平年に比べ8.9度℃高く、4月上旬並みとなりました。

この暖かさは、きょうに始まったことではありません。

名古屋市のスーパーでは、すでに…。

スーパーにはお値打ちな春物野菜が

暖冬の影響で、菜の花やスナップエンドウなど、春が旬の野菜が平年より1か月ほど早く、旬の時期を迎えたような品揃えになっているといいます。

(八百鮮 青果部 森駿平さん)
「冬が暖かかったので、春野菜が(市場に)出るのが早い。たくさん量があるので、お値打ちに提供できている」

このスーパーでは去年のこの時期、菜の花は100グラム100円ほどでしたが、きょうは78円に。

芽キャベツは去年100グラム約160円だったものが、きょうは100円と、大幅に安くなっているんです。

(買い物客)
「早い。安いね」
「すごく安い。きょうは暖かいので、マヨネーズでサラダにして食べようと思って」

きょう、私たちが取材でお邪魔した正午前には、1玉158円の春キャベツ20玉がすでに売り切れていました。

野菜全体で見ると値上がりは続いているようですが、今が割安の春野菜は食卓に”希望の光”をもたらしています。

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