「11回目にしてようやく…」緒方良行、ボルダー種目の国内最高峰の大会で栄冠掴む!スラブ完登にファン驚嘆「さすがに痺れた」

スポーツクライミング・ボルダー種目の国内最高峰の大会である、ボルダージャパンカップ2024の決勝が2月12日、九州クライミングベースSAGA (佐賀県多久市)にて行われた。男子は2完登 で緒方良行が初優勝を果たし、パリ五輪代表に内定している楢崎智亜は2位という結果となった。緒方の初優勝にファンからは「緒方選手が優勝まだなの意外過ぎる」と驚きの声があがっている。

緒方の優勝が決まった瞬間、地元のファンからは声援が送られると共に緒方も満面の笑みを見せた。地元九州で栄冠を勝ち取ったことに優勝インタビューで「福岡が地元で、家族だったり昔から応援してくれているみんなの前で勝てたことが素直にうれしいです」と語り、今後の目標を訊かれると「ワールドカップに向けて頑張っていきたい」と話した。
試合終了後、緒方は自身のインスタグラムを更新。「BJC 2024 優勝!!16歳から毎年出場し続けて、11回目にしてようやく優勝できました」と、悲願の優勝を報告。続けて「繊細なクライミングやテクニックが要求されるBJCのスタイルは苦手意識も強くありましたが、今回は準決勝から苦手克服の連続。そのまま優勝に繋がりました」と、苦手克服が優勝へ繋がったと綴った。

また、地元九州での勝利についても「会場には家族をはじめ、子供の頃からお世話になった方の顔もたくさん。みなさんに優勝する姿をお届けできて本当に嬉しいです。本命は4月以降のワールドカップシリーズ!!そこに向けて、緒方はこのまま進化し続けます。応援ありがとうございました」と綴り、感謝と喜びを伝え、W杯での活躍を誓った。

投稿をチェックしたファンからは、「スラブ痺れました 」「スラブの完登はさすがに痺れた」「スラブの足裁きがすごかった! 」「とるべき人がやっととった感じで嬉しい」「嬉しくてPCの前で叫んでました 」「第二課題のゾーン取った時が異次元で驚きました 」「感動したー 」など、称賛の声が寄せられた。

構成●THE DIGEST編集部

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