マクドナルド「ひとくちチュロス」が復活! 実はおいしさの裏に“驚きの進化”があった

「マクドナルド」の「ひとくちチュロス」が2月14日(水)に発売された。2022年に初登場した本商品だが、広報担当に話を聞くと初登場の際は「かたい」という厳しい声も寄せられていたという。しかし、この2年の間で“おいしさ”がさらにアップ! 今回クランクイン!トレンドは試食会に参加し、「ひとくちチュロス」の進化を体感してきた。

■初代の「かたい」という課題乗り越え

今回発売された「ひとくちチュロス」は、香ばしいサクふわ生地に、とろーりとしたくちどけのチョコクリームが入ったホットスイーツ。2022年2月に初登場して以来、毎年2月に復活を遂げている人気商品だ。

実はこの「ひとくちチュロス」、おいしさの裏には驚きの進化があった。まず通常の「マクドナルド」の商品は開発に約1年かかるそうなのだが、「ひとくちチュロス」は倍の約2年かかっている。発売までの間にすでにいろんなアップデートがあったことが想像できるが、その初登場は完璧なものではなかった。

想定より早くに販売終了するほど注目を集めたものの、すでに映画館やテーマパークで販売されているチュロスのイメージが先行してか、初代「ひとくちチュロス」には「生地がかたい」という声が上がっていた。また「マクドナルド」はテイクアウトや、デリバリー、ドライブスルーで利用する人も多いことから「時間が経ってもおいしい」というのも商品の重要なポイントになってくるのだが、初代「ひとくちチュロス」は時間が経つとさらに生地がかたくなるという課題があった。

これを踏まえ、2023年2月の2回目の発売では、生地をやわらかくリニューアル。2022年と今回の2024年バージョンを見比べてみると一目瞭然だが、最初はあったツノのような部分が、今はなめらかになっている。ここにたどり着くまでも、気が遠くなるほどの試行錯誤を繰り返したそうで、うまく成形できるか、揚げても形がくずれないかなど、さまざまな課題をクリアした生地が今みなさんの元に届いている。

そして待望の2024年バージョンは、中に入ったチョコクリームがリニューアル。新しくなったチョコクリームは、ココアバターの量をこれまでよりも多くすることで、クリームのなめらかさとチョコの風味と味わいをより堪能できるような仕上がりになっている。

2022年に食べた際は「ザクッ!」っという食感が印象だったが、今年の「ひとくちチュロス」はふんわり&なめらか。はふっと口に入れた瞬間、自然と顔がゆるんでしまう優しさを感じる。毎年毎年進化を続けるとは、なんて向上心の高いスイーツなんだろう。ふんわり生地の後に追いかけてくる、とろけるようなチョコクリームも幸せあふれるおいしさだ。まさに2024年バージョンは、努力の末に到達した“最高峰の味わい”。この進化、食べ逃がすわけにはいかない。

【「ひとくちチュロス」概要】

販売予定期間:2月14日(水)~3月中旬

販売場所:全国の「マクドナルド」 一部店舗を除く

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