下松市の新年度予算案 一般会計の総額は237億8000万円と過去最大に

下松市の市議会が14日開会し、新年度予算案が提案されました。

一般会計の総額は237億8000万円と過去最大となっています。

下松市の新年度当初予算案は一般会計の総額が237億8000万円で今年度と比べて12億8000万円率にして5.7%上回り過去最大となりました。

新規事業は38件で、主な事業として新たな都市整備が進められている市東部の豊井地区の道路整備に11億4300万円恋ケ浜緑地公園の整備に1億7500万円を計上しています。

また令和3年から3年連続で人口が減少している下松市。

今月6日に新たな最重要施策として”人口減少対策集中強化プラン”を掲げ、2023年度から27年度の5年間、短期集中的に人口減少対策に関する施策を実施することをを公表しました。

子育て支援の充実や新規企業誘致などにおよそ5億6000万円を計上。

市制施行85周年記念事業なども盛り込まれています。

(下松市 国井市長)

「古から今へともに創る未来をのキャッチフレーズにふさわしい記念事業を実施し市の新たな魅力の発信や更なる賑わいの創出、子どものシビックプライドの醸成に向け取り組んでまいります。」

なお、下松市は4月に任期満了に伴う市長選挙が予定されています。

これまでに現職の国井益雄市長と、新人の井川明美さんが立候補を表明しています。

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