超党派議員が政治改革議論 令和臨調と連携4部会発足

「令和国民会議」の会合であいさつする自民党の木原誠二氏(中央)=14日午後、東京都千代田区

 民間の政策提言組織「令和国民会議」(令和臨調)は14日、東京都内で会合を開いた。活動趣旨に賛同する国会議員による超党派会議のメンバーが出席し、政治改革や人口減少などを議論する4部会を発足させると発表した。約1年かけて改革提言を取りまとめ、臨調と連携して世論喚起を目指す。

 4部会には自民、立憲民主、公明、日本維新の会、国民民主5党の議員が参加。統治構造・政治改革部会の共同座長には、自民の木原誠二、立民の菊田真紀子、維新の藤田文武の3氏が就いた。

 木原氏は会合で、自民派閥の政治資金パーティー裏金問題に触れ「国民の政治に対する信頼は失墜している」と述べ陳謝した。

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