韓国代表に“内紛疑惑”が浮上…渦中のイ・ガンインは騒動を謝罪「大きな失望を与えてしまった」

パリ・サンジェルマン(PSG)に所属する韓国代表MFイ・ガンインが14日に自身の公式SNSを更新し、複数メディアで報じられているAFCアジアカップカタール2023期間中の“内紛疑惑”について謝罪した。

開催国カタールが決勝でヨルダンを3-1で下し、史上5カ国目の大会連覇を成し遂げた今回のアジアカップ。64年ぶりの優勝を目指した韓国はヨルダン、バーレーン、マレーシアと同居したグループEを2位で通過すると、決勝トーナメントではサウジアラビア、オーストラリアという優勝候補2カ国を撃破。しかし、ヨルダンとの再戦となった準決勝を0-2で落とし、ベスト4敗退という結果に終わった。

代表戦士が所属クラブでの戦いに戻った中、現地時間13日にイギリス紙『ザ・サン』や『デイリーメール』といった複数メディアがアジアカップ期間中の韓国の“内紛疑惑”について報道。その内容とは、準決勝前日の夕食時に食事を早く切り上げ卓球に興じた複数の若手選手と、この行動を問題視したFWソン・フンミンとの間で口論が発生し、トッテナムで活躍する主将がやり取りの最中に指を脱臼したというものだった。事実関係は定かではないが、イ・ガンインも当事者の1人だったことが報じられている。

韓国の主将であり絶対的エースでもあるソン・フンミンとの“衝突疑惑”が浮上したイ・ガンイン。アジアカップの大会ベストイレブンにも選出された22歳は自身の公式SNSを更新し、「アジアカップ準決勝を前に、ソン・フンミン選手と口論に発展したという内容が報道された」と前置きした上で、次のように謝罪の言葉を綴った。

「代表チームをいつも応援してくれているサッカーファンの皆さんに大きな失望を与えてしまった。本当に申し訳なく思っている。僕が率先して先輩の言葉に耳を傾けなければならなかったが、サッカーファンの皆さんに良くない姿を見せてしまった。本当に申し訳ない。僕に失望した多くの人々に謝罪する。サッカーファンが僕に送ってくれる期待や関心を理解している。これからは先輩を助け、より良い選手、より良い人間になれるよう努めるつもりだ」

なお、ヨルダンとの準決勝およびトッテナム復帰後の初戦となったブライトン戦でソン・フンミンの指にはテーピングが巻かれていた。

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