dynabookが「XRグラス」開発中。デザイン公開

展示されていた「XRグラス」のデザインモック

dynabookは、東京ビッグサイトTFTホールで開催中の展示イベント「dynabook Day」にて、同社が開発している「XRグラス」のデザインモックを公開した。

実際に製品化されるかは未定とのことだが、「そう遠くないうち」に発売できる可能性はあるとのこと。製品化の判断については、ユーザーからの反響や、本イベント参加者からの意見を参考にするという。

デザインモックを横から見た様子

同社はXRグラスを利用し、「AIとXRが生活と仕事を快適にアシストする未来」を目指していくとしている。会場では技術デモとして、「AIが会話内容を認識してテキスト表示」「AI認識で内容を読み取り、簡潔に要約」、そしてノートPCの画面を拡張し「複数画面で作業」する様子が案内された。

XRグラスの見え方デモ。デザインモックから1世代前のデバイスを使っているとのこと

また展示されているデザインモックは、アイウェアの専門知識を取り入れ、「自然に着用できるメガネスタイル」を意識。視度調整はインサートレンズで対応する。現状のスペックとしては、解像度はフルHD、FOVは45度とのこと。本体はコントロールボックスと有線接続するかたちを想定しているそうだ。なおスペックについては開発中のため、今後変わっていく可能性がある。

dynabook Daysは、東京ビッグサイトTFTホールにて、本日14日から15日まで実施中。2月20日には名古屋会場、2月28日には大阪会場での開催を予定している。

dynabook Dayの会場

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