【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)が夏のパリ五輪に向け、出場枠を得たロシアと同盟国ベラルーシの個人の中立選手(AIN)について、参加の可否を判断する独自の資格審査委員会を設置する方針であることが14日、分かった。13日付でIOCが各国際競技連盟(IF)に対して文書で通知した。
審査委は3月中旬までに構成メンバーなどを最終決定。審査は各AIN選手やスタッフに対して行い、IFや五輪関係者からの情報を基に調べる。対象選手の審査を強化する狙いで、通過すれば個別に五輪の招待状が送られる。