【東京/歌舞伎座】見られるのは2月公演まで!酒樽/人形/撥/写真

①積み樽【場所:入口】

歌舞伎座の前には酒樽が積み上がっています!

これは、“積み物”と呼ばれ、江戸時代にお客様から役者へ贈られた品物を劇場の前に積み上げたことに由来する縁起物です。

絵のように見える白い箇所は、漢字で「大入」と書いてあります。
「お客さんの入りがいい」「お客さんがたくさん入る」という願いが込められています。

②一番太鼓の撥【場所:劇場2階】

「一番太鼓」とは、江戸時代(1603-1868)、芝居のはじまる前に打たれた太鼓の事。
江戸歌舞伎が始まって400年の節目に開催される「猿若祭」の初日である今月2日、7年ぶりに歌舞伎座で太鼓の音が鳴り響きました!

その際に使われた貴重な撥を間近で見られます!日本らしい、おめでたい飾りもついています。

③猿若人形【場所:劇場2階】

1624年に初めて江戸(現在の東京)で幕府の許可を得て歌舞伎の芝居小屋を建て、興行を行った猿若勘三郎。
勘三郎家に300年以上伝承されてきた貴重な「猿若人形」も見ることができます。

左が「猿若」。今月の夜公演「猿若江戸の櫓」に登場します!

④十八世中村勘三郎 思い出の舞台写真【場所:劇場2階】

「猿若人形」でご紹介した「猿若勘三郎」。「猿若勘三郎」は後に「中村勘三郎」に名を変えました。
12年前に亡くなった十八世中村勘三郎を偲び、ゆかりのある写真を展示しています。

過去の舞台写真が大きなパネルとして飾られていて、表情や衣裳の細部までじっくり鑑賞できます!

写真は見てのお楽しみ!ぜひ劇場でご覧ください。

⑤???

この美しい絵は何でしょう?!
今月の演目のワンシーンが描かれています。

場所は、ここ!

…会場で探してみましょう!!

※ 詳細は松竹のfacebookページへ

KABUKI by Shochiku

今しか見られない貴重な展示がいっぱい

歌舞伎座で一度にこれだけ多く展示品を見られるチャンスはなかなかありません。

展示を見たうえで鑑賞すると、より理解が深まって歌舞伎を身近に感じられるはず♪

ぜひこの機会に見に来てください!

2月歌舞伎座公演情報

【日時】

2024年2月2日(金)~26日(月)(休演)13日(火)、20日(火)

昼の部 午前11時~

①新版歌祭文野崎村 11:00-12:15

休憩 35分

②釣女 12:50-1:22

休憩 20分

③籠釣瓶花街酔醒 1:42-3:40

夜の部 午後4時30分~

①猿若江戸の初櫓 4:30-5:00

休憩 20分

②義経千本桜すし屋 5:20-7:00

休憩 35分

③連獅子 7:35-8:27

※一幕見席もあり

【言語サポート】

・英語イヤホンガイド貸出あり

・無料チラシあり(あらすじ)

【チケット情報】

チケット購入ページ(日本語)

チケット購入ページ(英語)

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