そのトレンド……じつはもう終わっています!取り残された40代がやりがちなコーデ

季節が限られたアイテムや、長年定番といわれているアイテムは、見直しをしないまま衣替えを繰り返してはいませんか?まだ着られるから、もったいないから、と同じものを着続けていたら要注意。

今回は、取り残された40代がやりがちなコーディネートを、パーソナルスタイリストのemilyさんに教えてもらいました。

若作りなショートブーツスタイル

Zbynek Pospisil/gettyimages

1つ目は、「ショートブーツ」を使ったコーディネート。

春から秋冬まで、幅広い季節で活躍するショートブーツ。近年は、ボリュームソールもトレンドになっています。ところが、選び方や組み合わせ次第では、どこか懐かしいスタイリングに仕上がってしまうので要注意。

おすすめは、
・レースアップブーツには、パンツよりスカートでミックススタイルを楽しむ。
・細身パンツをブーツインせず、少しゆったりめのパンツを選び、ブーツは足先だけ見せる。
・ボリュームが出やすいデザインのブーツは、モノトーンを選んでタイリッシュな印象に。

他の靴よりもボリュームが出やすいアイテムだからこそ、合わせ方を工夫しましょう。

おば見えするペンシルスカート

Elena Chertovskikh/gettyimages

2つ目は、「ペンシルスカート」を使ったコーディネート。

ボリュームトップスにも合わせやすいペンシルスカートは、履く人の身長を選ばず、幅広い年代に人気です。
ところが、選び方を間違えるとおば見えしてしまったり、時代遅れになってしまうことも。

おすすめは、
・ひざ丈よりも長め丈を選び縦のラインをスッキリ見せる。
・主張する柄ものよりもシンプルな無地を選びおば見えさせない。

丈を選び間違えてしまうと、体型カバーにも繋がらないのでご注意を。

まるでリクルートスタイル

Hitoshi Nishimura/gettyimages

3つ目は、「まるでリクルートスタイル」に見えるコーディネート。

トレンドとは無縁と思われがちなスーツスタイルは、なかなか新しいものへとアップデートされないからこそ要注意。例えば、ジャストサイズのジャケットやボトムスに、インナーにはプレーンなシャツなど合わせていたら、ここはぜひ見直しを。

おすすめは、
・上下どちらもジャストサイズを選ばない。
・インナーをフェミニンなボウタイブラウスにチェンジするなど、華やかに仕上げる。
・黒のプレーンなパンプスで重たい場合は、ベージュなど軽い印象になる色を合わせる。

上下セットと決めつけずに、上下のバランスを見てアイテム選びをしてみてくださいね。

全身丸ごと取り替える必要はない

全身のアイテムを丸ごと変えるのは、お金も労力もかかります。

どこを変えれば時代遅れに見えないのか?そのポイントだけを押さえておくことで、新鮮なスタイリングに仕上がります。

特に定番のアイテムこそ、定期的に見直しをしておきましょう。

■執筆/emily…1万5千人以上の接客経験を生かして「今の自分を好きになれる」着こなしや服選びの方法を発信するパーソナルスタイリスト。Instagramは「@emily_blueintherainbow」。

編集/サンキュ!編集部

© 株式会社ベネッセコーポレーション