元蘭代表FWプロメスがコカイン密輸関与で懲役6年の有罪判決…過去には親族への暴行罪で懲役18カ月の実刑

度重なる素行問題を起こしたプロメス[写真:Getty Images]

スパルタク・モスクワの元オランダ代表FWクインシー・プロメス(32)が、コカイン密輸の共謀罪で有罪判決を受け懲役6年を言い渡された。フランス『AP通信』が伝えている。

オランダの検察当局の発表によると、プロメスは2020年に同い年のオランダ人男性と共に、1360kgのコカインを2回の輸送でオランダあるいはベルギーに密輸した事件に関与した疑いがあった。

そして、アムステルダム地方裁判所は14日、プロメスに対してコカイン密輸に関与したとの判決を下した。

なお、モスクワ在住のプロメスは今回の裁判には出廷せず、弁護士は裁判官に対し、同選手が容疑を否認していると語った。また、今回の判決に対して控訴する「十分な可能性」があると主張している。

なお、プロメスは今回の事件以外に、2020年7月にアムステルダム郊外のアブクードで開いた家族パーティーで、口論となったいとこのヒザを刺し、過失致死傷および暴行の容疑で起訴。懲役18カ月の実刑判決を受けていた。

これまでアヤックスやセビージャにも在籍し、オランダ代表として通算50試合に出場していたアタッカーだが、ここ数年は度重なる素行問題ばかりにスポットライトが当る形となっている。

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