横浜、2024シーズンは白星発進ならず...ACLでバンコク・Uと2-2、終了間際の失点でドローに持ち込まれる

横浜F・マリノスは現地2月14日、アジア・チャンピオンズリーグのラウンド16第1戦でタイのバンコク・ユナイテッドと敵地で対戦した。

立ち上がりは守勢に回る時間が続いた。左サイドを崩されるシーンが多く、ゴール前まで相手の侵入を許すが、身体を張った守備ではね返す。

なかなか自分たちのリズムを作れずにいたが、セットプレーから先制に成功。18分、ナム・テヒの左CKを収めたエウベルが、難しい体勢ながら足先でゴールに流し込んだ。

さらに24分、追加点を奪う。左サイドを攻め上がった加藤蓮の折り返しに、渡辺皓太がダイレクトで合わせてネットを揺らす。

優位に立った横浜だが、35分に失点。再三、狙われている左サイドを突破され、最後はニティポン・セラノンにGKポープ・ウィリアムの股を抜くシュートを決められる。前半はそのまま2-1で終わる。

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迎えた後半、横浜は攻勢を強める相手の反撃を抑えつつ、マイボールにすれば連動したアタックで3点目を狙いに行く。

60分前後は押し込まれる展開となり、何度も両サイドを攻略されて際どい場面にさらされるが、粘り強く守り、相手の2点目を許さない。

その後は、攻めあぐねる相手の隙を突き、横浜も前に出てチャンスを作るが、宮市亮がいくつかの絶好機をモノにできない。

横浜が1点リードのままアディショナルタイムに突入。このまま逃げ切るかと思われた90+2分、同点に追いつかれる。クロスからマフムード・イードのヘディングシュートで被弾。試合はそのままタイムアップを迎え、2-2のドロー決着となった。

横浜は2024シーズンの公式戦で白星発進とはならず。ホームで迎えるラウンド16の第2戦は2月21日に行なわれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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