ウイグル族女優ディリラバさんが新疆をPR 気分は故郷の「観光大使」

9日夜から春節(旧正月)当日の10日未明まで放送された中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の年越し番組「春節聯歓晩会(春晩、春節の夕べ)」の新疆のカシュガルに設けられたサブ会場では、女優のディリラバさんが民族の特色に満ちた衣装を着て、見事なダンスを披露しました。素晴らしい踊りにネットユーザーは心を打たれました。

中国外交部の華春瑩部長補佐官はソーシャルメディアでディリラバさんの踊りの動画を送信しました。ディリラバさんはCMGのインタビューに対して「『観光大使』になったつもりで故郷をアピールしました。彼女は、カシュガルが盛大な年越し番組の舞台になり、その番組に出演したので、実家に帰って家族と年越しができたことをうれしく思います」と述べ、さらに「最も見ていただきたかったのは、カシュガルの魅力です。カシュガルの美食や風景をもっと知っていただきたい」と付け加えました。ディリラバさんは「春晩」が終わった後に、ソーシャルメディアへの投稿を通じて、多くの人に新疆の旅を勧めました。

カシュガル古城は古代シルクロードの重要な中継点であり、極めて独特な迷路のような市街区や古建築群があります。CMGの「春晩」でのカシュガルのサブ会場は、古い街の本来の風貌を損ねないように、古城を背景として幻想的な移動式建物12棟を設けることで、視聴者に深い印象を与えました。新疆にはカシュガル以外にも、美食や観光を楽しめ、SNS投稿などで「映える」場所が多くあります。新疆には自ら足を運んでいろいろと体験するに値する場所が、まだまだ多くあります。(提供/CRI)

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