米、短・長期的にウクライナ支援継続=国防長官

[ワシントン 14日 ロイター] - 米国のオースティン国防長官は14日、ウクライナ関連の会合にオンライン形式で参加し、米国は短期的、長期的なウクライナ支援から手を引くつもりはないと述べた。

オースティン長官は、ぼうこうの問題に対処するために11日に再入院し、13日に退院。この日のオンライン会合で「米国は、ウクライナに短期的、長期的な支援を提供するために引き続き深く関与していく」と述べた。

米議会上院は13日、ウクライナ、イスラエル、台湾への支援を盛りこんだ953億4000万ドルの法案を賛成多数で可決したが、野党・共和党が多数派を占める下院では採決にかけられるかさえも不透明。

オースティン氏はこの点については触れなかったものの、英国のキャメロン外相は訪問先のブルガリアで記者団に対し「米国の議員に対し、この法案に賛成票を投じるよう強く呼びかける」と述べた。

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