江原啓之「妄信、迷信に惑わされると…」忌中に神社参拝してしまったと悩む相談者へのアドバイス

スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
2月11日(日・祝)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。

江原啓之

<リスナーからの相談>
「忌中(きちゅう)は神社へお参りしては行けない」ということを、お参りした後に知りました。
死は忌み嫌うものではないと思っているのですが、忌中のお参りはダメなのでしょうか?

「忌中明けに謝罪に行ったほうがよい」と聞いたのですが、私は埼玉に住んでいて、お参りに行ったのは群馬県の神社なので離れたところにあります。心の中で謝罪はしつつ、行ったほうがよいのか悩んでいます。アドバイスをいただけたらありがたいです。

<江原からの回答>
江原:何につけても、そう言われている意味を知ろうとしたほうが良いです。よく「喪中、忌中の神社参りはいけない」と言います。そういったときに、なぜ行ってはいけないかというと、昔は病院がなかったので、病気などで亡くなる場合、ご自宅で亡くなる人が多かったんです。そのときに、もしかすると伝染病で亡くなった可能性がある。だから、そういうときは(伝染病が蔓延する恐れがあるので、亡くなった方の家族は)来ないでほしいということなんです。

神社という場所は、みんなの心のよりどころで、たくさんの人が来る場所です。そういう場所に(伝染病で亡くなった方のご家族で)忌中の人が来たら、パンデミックになってしまう可能性がありますよね。だから「その時期は避けて」ということなんですよ。妄信とか迷信に惑わされると、こういうことに悩んでしまいます。意味を知ればいいのです。

今度は別の視点からお伝えしますね。例えば、愛する人を失った人がいたとしたら、神様だったら「私のところに来なさい」と言うでしょう。鳥居をくぐるのは、お払いの意味があるんです。大切な人が亡くなったなら、神様の視点では、むしろ「来なさい」「悲しみをお払いしなさい」と言うのが普通です。(「忌中明けに謝罪に来なさい」と言うような)そんな神様なら、行かないほうがいいです。

日本人らしさだと思うのですが、お参りなどに行くと、たくさんの人が並んでいますよね。私は、すごく人が多いときは、人が引く頃合いまで待ってからか、混んでいないときでも、さっとお賽銭を添えてスッと帰ってきます。お辞儀をしたり、悩みごと・願いごとを事細かに思い浮かべたりしなくたっていいんです。神様は全部、丸裸で見えているのですから。そこまでできるのが神様です。

奥迫協子、江原啓之

●江原啓之 今夜の格言 「理(ことわり)は大切。理に適っているか?を確認して生きてください」

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2月11日(日・祝)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)聴取期限 2月19日(月)AM 4:59
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/

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