iPhoneのリマインダーが勝手に実行済みに!それ、ウィジェットの暴発が原因かも

iOS 17にアップデートあわせ、ホーム画面に表示してあるリマインダーのウィジェットの挙動がおかしくなった!確認のためにタップしただけなのに、タスクが実行済みにされて消えちゃったよ…。

それ、iOS 17の新機能「インタラクティブなウィジェット」の暴発です。iOS 17ではリマインダーをはじめとしたいくつかのアプリのウィジェットが「インタラクティブ」になりました。

これまでのウィジェットは主に情報表示だけを担当していましたが、インタラクティブなウィジェットでは、ウィジェット内の項目をタップしてちょっとした操作なども行えるようになっています。その「ちょっとした操作」というのが、リマインダーにおいては「タスクをタップして実行済みにする」なわけです。

便利と言えば便利な新機能ですが、これまで「リマインダーウィジェットをタップ、てリマインダーアプリを起動」という使い方をしていたユーザーは混乱するかもしれません。今まで通りにウィジェットをタップしたらタスクが実行済みにされちゃった、ということになりがちなのです。

ですが、ウィジェットのインタラクティブ機能をオフにする設定は用意されていないようなので、もう慣れるしかありません。具体的にはリマインダーの場合、ウィジェット内のどこをタップするかで挙動が変わり、タップする場所によっては従来通りのタップ→アプリ起動もできるので、それに慣れてください。

●リスト名とタスクの件数が表示されているタイトルバー的部分をタップ→リマインダーアプリが起動してそのリストが表示される

●タスクをタップ→そのタスクが実行済みにされる

となっています。

青枠で囲んだタイトルバー的な部分をタップすれば、これまで通りにリマインダーアプリが起動してリストが表示されます。赤枠のタスク部分をタップすると……
タップしたタスクが実行済みにされてしまうので注意!

これまで通りにアプリを呼び出したいときには、リスト名表示のあたりをタップすればよいわけですね。まずは従来通りの動作となる、その操作方法に慣れれば、それと使い分けて、新機能の「タスクをタップしてそのタスクを実行済みにする」も有効活用できるようになることでしょう。

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