ニール・ヤングとクレイジー・ホース、10年ぶりのツアーへ

ニール・ヤングとクレイジー・ホースが10年ぶりのツアーに乗り出すという。2020年にツアーを行う予定だった78歳の音楽界のレジェンドであるニールと自身のロックバンドは、 新型コロナウイルスによるパンデミックでキャンセルを余儀なくされていたが、10年ぶりとなる「ラブ・アース」ツアーが北米で開始される。

同ツアーは、4月20日のレコード・ストア・デイにレコード版がリリースされるニューアルバム『ファッキン・アップ』のプロモーションとなっており、4月24日のカリフォルニア州サンディエゴでの2日連続の公演を皮切りに、5月23日のイリノイ州シカゴで幕を閉じる。

ツアーのラインナップには、ギタリスト、キーボード奏者、ボーカリストのニルス・ロフグレンが、オリジナル・ベーシストのビリー・タルボットとドラマーのラルフ・モリーナに加わる。

ここ数年正式なツアーは行われていないものの、ニールとバンドは、昨年9月にロサンゼルスでロキシー50周年を祝う2公演と、11月にトロントで行われたウィリー・ネルソンの90歳の誕生日パーティでプライベートなパフォーマンスを行っている。

4月26日にすべてのフォーマットでリリースされる同アルバムは、2023年に再録音された古い曲で構成されていると言われているが、トラックリストはまだ発表されていない。

ニールはこの回顧的なコレクションについて「精神性という点では、クレイジーホースを愛する人たちのために、という気持ちで作った。止められないよ。馬は走っている。すごいことだよ。この雰囲気を壊したくない。公開することができてとても嬉しいよ」と語っている。

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