81歳の世界的巨匠監督、TikTok出演をエンジョイ中 愛犬にオスカー授与するコメディなどが人気

『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』で賞レースが注目されている巨匠マーティン・スコセッシ監督(81)は、TikTokでの人気を楽しんいることが分かった。監督は、末娘フランチェスカ(24)に誘われて動画に出演。GOAT(Greatest Of All Time/史上最高)といった現代用語の意味を当てようと試みたり、愛犬にアカデミー賞を授与するコメディや、レッドカーペット上でカイリー・ジェンナーと撮影すらしている。

ガーディアン紙のインタビューに応えたスコセッシは「TikTokを無理やり始めさせられたようなんだ。結構楽しいよ。正式にインタビューされたり、特定のイベントで紹介されたりといった策略を突然全て取り払うってことがね。気が付けば僕たちは、床のあちこちに犬がいる自宅でパジャマを着て笑い合っている」

60歳近くになって末娘が生まれたスコセッシは、年を重ねてから子供が生まれたことについて語っている。「とても違ったことだよ。年を取ってから子供を持つことはね。多くのことを教えてくれる。愛について、非常に多くのことを教えてくれるんだ」。監督には、元妻ヘレン・シャーマーホーン・モリスとの間にもうけたフランチェスカのほかにも、キャサリン(58)とドメニカ(47)と2人の娘がいる。

11日に開催されたスーパーボウルの中継番組で放送されたスクエアスペースのCMで、スコセッシ監督はフランチェスカと共演を果たしていた。TikTokのコンテンツ制作は自身が作る映画と同様の技術が必要かと質問された際、Wired.comにこう答えている。「そうだ。全くその通りだね。それは私が出来ないことだ。TikTokを決して自分で作ることはできない。そのコンセプトが理解できないんだ。それにほかにやることがあるしね」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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