タイ国際航空、ボーイング機45機を発注 シンガポールエアショーで詳細発表

タイ国際航空は、ボーイングとGEエアロスペースとの間で、45機の新造機とエンジンの発注に合意した。

中長距離線機材として、2027年から導入するもの。2013年には100機を保有していたものの、新型コロナウイルスを理由とした老朽化機材の退役により、2022年末時点の保有機材数を64機に減らしていた。コロナ後、急速な需要回復に対応するために、リースで機材を導入しており、リース期間満了を見越して機材を発注する。2023年末には70機、2024年には79機、2025年には90機を保有することになる。

発注を行わない場合、2033年の機材数は51機と2013年と比べて半減し、債権者への債務返済に必要な収益を得られないと説明している。45機全てを導入した後の保有機材数も96機で、2013年の水準より低いとしている。現在の財務状況と予測される流動性を考慮し、適切な資金調達を行うとした。

タイ国際航空とボーイング、GEエアロスペースは、機種やエンジンの仕様などの発注の詳細を、2月20日から25日にかけて開催するシンガポール・エアショーで発表する。

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