プレサンスコーポレーション<3254>、メルディアDC<1739>をTOBで完全子会社化

プレサンスコーポレーションは22日、メルディアDCにTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。完全子会社化によるシナジー(相乗)効果により、事業規模拡大やコスト削減、資金調達の円滑化を狙う。メルディアDCは本TOBに対して賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨した。TOBが成立すれば、メルディアDCの東証グロース市場での上場は廃止される見通し。

プレサンスコーポレーションはオープンハウスグループ<3288>の子会社。一方、メルディアDCの親会社である三栄建築設計もオープンハウスグループの子会社で、今回のTOBはグループ内再編の一環となる。

買付価格は1株当たり1095円で、公表前営業日での終値847円に対して29.28%のプレミアムとなる。買付予定数は244万5120株で、下限は41万6400株。応募が下限に満たない場合は買い付けしない。買付代金は約26億7740万円。買付期間は2023年12月25日から2024年2月13日までの31営業日。決済の開始日は2024年2月19日。公開買付代理人はSMBC日興証券。

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