日経平均は反発で寄り付く、バブル崩壊後の高値更新 300円超高

[東京 15日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比314円51銭高の3万8017円83銭と、反発してスタートした。バブル崩壊後の高値を更新し、1990年1月以来、約34年ぶりの水準での推移となっている。前日の米国株式市場でハイテク株が上昇した流れを引き継ぎ、東京市場でも指数寄与度の高い半導体関連株が日経平均を押し上げる展開となっている。

主力株はファーストリテイリング、東京エレクトロン、アドバンテスト、ソフトバンクグループ、信越化学工業が2─3%超高で、5銘柄で日経平均を300円以上押し上げている。半面、ソニーグループ、オリンパスは大幅下落し6%超安、トヨタ自は小幅安となっている。

東証33業種では、保険業、機械、石油・石炭製品など15業種が値上がり、精密機器、鉱業、陸運業など18業種が値下がりとなっている。

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