大村市の人口 年内にも10万人突破の見通し 市がカウントダウンを開始 長崎

カウントダウンボードを除幕する園田市長(左)と城市議会議長=大村市役所

 長崎県大村市の人口が早ければ年内に10万人を突破する見通しになったとして、市は14日、市役所(同市玖島1丁目)の正面玄関にカウントダウンボードを設置した。10万人まであと何人かを表示し、定期的に更新していく。
 同市の住民基本台帳登載人口は9万8904人(13日現在)。長崎空港があり県央に位置する利便性を背景に、約5万6千人だった1970年以降、市町村合併をせずに50年以上増え続けている。
 市によると、近年は1年に約400人ずつ増加。今年は陸上自衛隊竹松駐屯地への水陸機動団の連隊配備やマンション建設などの影響により、10万人を超える可能性が高い。10万人目の市民には認定証や記念品の贈呈を予定している。
 カウントダウンボードは縦150センチ、横90センチ。園田裕史市長と城幸太郎市議会議長が除幕し、「人口10万人まであと1096人」の文字が現れた。園田市長は「先人の努力やこれまでの歩みを振り返り、10万人到達を目指す」と語った。

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