恐竜の着ぐるみ姿で走る「ティラノサウルスレース」が12日、北上市二子町の市北部交流館で初めて開かれた。参加者は動きづらさに戸惑いながらも、必死にゴールを目指した。
1歳から60代までの色とりどりの「恐竜」たちが集結。小学生以下の幼獣の部(25メートル走)に9人、成獣の部(50メートル走)の雌雄両部門に計30人が出場した。子どもたちはかわいらしく駆け抜け、成獣の部では参加者が折り返し地点で卵に見立てたラグビーボールを拾い、力走した。
レースは、同市で秋に開かれる「ランフェスきたかみ」の認知度向上や参加者増加を狙い、実行委が初開催した。実行委員長の浅川進さん(58)は「予想以上のにぎわいだ。今後もみんなで走るイベントを開き、ランフェスにつなげたい」と張り切った。