技能グランプリ本県代表6人が健闘誓う 山形で壮行会

技能グランプリでの健闘を誓う本県選手団=山形市・県産業創造支援センター

 全国の技能士が競う第32回技能グランプリ(24~26日・北九州市など)の本県選手団の壮行会が14日、山形市の県産業創造支援センターで開かれ、各業界団体から推薦を受けた5職種6人の代表選手が健闘を誓った。

 県技能士会の高橋良人会長(県職業能力開発協会副会長)が「本県の代表として自信と誇りを持って力を発揮してほしい」と激励。出場選手を代表し、日本料理職種に出場する須田剛史さん(鶴岡市立加茂水族館レストラン沖海月)が「日ごろ鍛錬してきた技能を十分に発揮し、最善の努力を尽くす」と決意表明した。

 同グランプリは厚生労働省、中央職業能力開発協会、全国技能士会連合会が主催し、隔年で開催。今回、本県からは22~48歳の選手が出場し、制限時間内でものづくりなどの決められた課題に挑む。須田さん以外の本県選手は次の通り。(敬称略)

 婦人服製作=土田愛実(天童市・県洋裁技能士会)▽石工=布施吉徳(長井市・布施石材店)▽壁装=菅原智宏(白鷹町・菅原内装)▽家具=石橋葵(天童市・天童木工)▽日本料理=星川直樹(上山市・旅館古窯)

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