【1カ月だけ続けてみて】超シンプルですぐ貯まるやりくりルール3つ

誰もがお金を貯めたいと思いながらも、お金の悩みが解消されないのは、お金のことを難しく考えているからかもしれません。

誰でもできる簡単でシンプルなやりくりルールを、金融系の仕事をしていた経歴を持ち、貯金0から資産2,000万円を達成した貯めの達人のライターまりこさんに教えてもらいました。

1.先取り貯蓄をしたら後は自由に使ってOK

「先取り貯蓄」すれば、後は自由に使ってOKです!

先取り貯蓄の方法は2つあります。1つ目は、銀行に決まった金額を預ける方法。銀行には「定期積金」「積み立て定期預金」などがあり、決まった金額を毎月決まった日に自動で積み立ててくれる商品があります。一度商品を作れば自動で積み立ててくれるので、例えば毎月3万円積み立てると1年で36万円が勝手に貯まっています。

もう1つは決まった金額をつみたてNISAで運用するもの。こちらも一度設定すれば自動的に資産を積み立てることができます。

残ったお金は好きなことに自由に使っていいので、あれこれ考えずにお金を使うことができます。

2.キャッシュレス決済を封印、現金で支払う!

キャッシュレスな時代に逆行するけれど、やっぱり現金を扱うことが一番のシンプルやりくりです!

クレジットカードなどは翌月以降のお金を先に借りて払っているということだし、チャージして使うキャッシュレスも便利だけど「何にいくら使ったのか」感覚として残らないままお金が減っていきます。

現金で支払うと、お金を使うときの感情を味わうことができます。「これは大切にしよう!」とか「なんか疲れてて使いすぎちゃったな…」と1つ1つの支出を大切にすることができるので、ムダ使いや浪費が減ります。

そして気がついたらお金が余っていたということが起きるので、とても嬉しくなります。

3.収入と支出を1週間に1回書き出す

1週間に1回、支出と収入を書き出してみます。これは家計簿のようにきっちりと書く必要はありません。

手帳やノートに日付と支出の場合は何に使ったか、いくら使ったかを、収入の場合はどこからいくら入金になったのかを書き出します。

お金が入ってくるとき、出ていくときの振り返りをすることで、臨時収入が案外たくさん入ってくることに気がつけたり、「お金がない」と思っていたけど、生活費を十分に払える資力があることに気がつくことができます。

そうすると、自然とお金の不安がから解放されていき、お金を安心して使えるようになります。

まずはどれか1つでも始めてみよう

お金のやりくりは難しいものではありません。とても簡単で人生を豊かにしてくれる楽しいものです。
上記にあげた1つはとてもシンプルなやりくりルールです。

まずはどれか1つを1カ月だけ続けてみませんか。きっとお金に対する意識が変わってきます。

■執筆/まりこ…元金融OL。ストレスで浪費し貯金0から資産2,000万円達成。その経験をいかし「お金に強いしなやかな女性を一人でも増やしたい!」という思いから、幸せな貯め体質になるコツを発信している。

編集/サンキュ!編集部

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