大学推薦がかかった演奏会…しかし、同級生の父が“賄賂”!?校長「決定権は私」状況は‟絶望的”かと思いきや…⇒私「え、理事長!?」

皆さんは、まさかのトラブルに巻き込まれた経験はありますか?
今回は「大学の推薦選考」にまつわる物語とその感想を紹介します。
※この物語はフィクションです。
(CoordiSnap編集部)

イラスト:モナ・リザの戯言

推薦者を決める演奏会

フルートで音大への入学を目指している主人公。
毎日練習に励み、大学の推薦者候補に選ばれました。

ところが候補者にはなぜか、フルートの実力皆無の同級生の姿があったのです。
学校中が選考に疑問を感じるなか、推薦者を決める演奏会が開催されましたが…。

同級生の演奏はひどいもので、主人公が推薦されることは誰が見ても明らかでした。
ところが校長は友人を推薦し、反対する先生たちに「決定権は私」と告げて黙らせようとしたのです。

不正を告発

黙っていられなかった主人公は、とある音声を先生たちに聞かせます。
そこには、同級生の父が校長に賄賂を贈り、娘の推薦を依頼する会話が録音されていました。

その音声を聞いてもなお、言い逃れをしようとした校長ですが…。
その場に理事長が現れ「え、理事長!?」と驚く主人公。

出典:モナ・リザの戯言

その人物は主人公にフルートを教えてくれていた人だったのです。
主人公は、彼が理事長だとは知らずに、フルートを教えてもらっていたのでした。

その後、理事長のおかげで同級生の不正が暴かれ、無事に推薦を得た主人公。
しかし同級生家族の企みはそれだけでは終わらず「マスコミに訴えてやる」と学校を脅し始めたのでした。

読者の感想

賄賂を渡して推薦を得ても、実力がないと入学後に苦労するだけだと思います。
主人公の努力が認められる結果になって安心しました。
(30代/女性)

不正してまで推薦を得ようとする同級生家族に驚きました。
自分達が悪いのにもかかわらず、学校を訴えようとするだなんて信じられません。
(40代/女性)

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