バイ・ジンティンが目立つ衣装でセンター独占?春節特番のパフォーマンスに疑問の声

春節(旧正月)の特別番組に出演した中国の俳優バイ・ジンティン(白敬亭)について、パフォーマンスの内容や衣装に視聴者から疑問の声が上がり、中国のSNS・微博(ウェイボー)のフォロワーが激減する事態を招いている。

今月10日夜に放送された中国国営テレビ・中央電視台(CCTV)の特別番組「春節聯歓晩会」では、バイ・ジンティンが俳優ウェイ・ダーシュン(魏大勛)、男性歌手ウェイ・チェン(魏晨)と共に出演し、新春を祝う楽曲「上春山」を3人で披露。しかし、舞台に用意された階段のセットで、他2人を従えるように真っ先に最も高い場所に立ったのはバイ・ジンティンで、しかも3人の中で1人だけ黒い衣装を着用していた。

視聴者からは、バイ・ジンティンの横にいたウェイ・ダーシュンが一瞬、ウェイ・チェンの方を見て微妙な表情を浮かべていたとの指摘があった。また7日に行われた最終リハーサルでは、バイ・ジンティンが他の2人と同じ白い衣装だったものの、本番で急に替わったことも明らかに。バイ・ジンティンが目立つ衣装でセンターを独占したのではないかとの疑惑が持ち上がり、バイ・ジンティンのウェイボーアカウントのフォロワー数は、ここ数日で20万人も減っている。

なお、番組が行った出演者へのインタビューで、衣装が替わったことについて聞かれたバイ・ジンティンが言葉を濁していたのも話題に。14日にはCCTVスタッフの男性がウェイボーで、リハーサルでバランスや効果を見て、構成の一部や、衣装や小道具を直前に替えることはよくあると発言しているため、視聴者の過剰反応ではないかとの声も上がっている。

ネット上では、安徽省宣城県にある名勝「敬亭山」が登場する唐の詩人・李白の詩「独坐敬亭山」(独り敬亭山に坐す)をアレンジし、この騒動をちゃかす詩まで登場するなど、注目度の高い話題となっている。(Mathilda)

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