「夏の内定を目指す」 120人の学生、就活意気込む 合同企業説明会に36社が出展 沖縄・宜野湾

人事担当者や先輩社員の話をメモする就活生=14日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター

 2025年3月卒業予定の大学生らを対象にした合同企業説明会「ビジネス研究フォーラム-春-」(主催・沖縄タイムス社、エスエフシー)が14日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開かれた。金融、流通、IT、観光など36社が出展。約120人の就活生が人事担当者や先輩社員の説明に聞き入った。

 3月1日には企業の採用活動が解禁となり、本格的な就職活動がスタートする。

 沖縄国際大学3年の渡久地葵さん(21)、諸喜田愛梨さん(21)は積極的に各ブースを訪問。渡久地さんは「沖縄の地域社会に貢献できる仕事、会社に就きたい」。諸喜田さんは「いろんな企業の話を聞いて夏の内定を目指し頑張ります」と意気込みをにじませた。

 KDDIグループ「mediba seasorize(メディーバ・シーソライズ)カンパニー」は初参加。新卒採用担当の島袋未有さん(29)は「10人の採用を予定している。社員の半数は女性。インターンシップもしているので、ぜひ参加してほしい」と呼びかけた。

 会場では就活メークや模擬面接、グループディスカッション講座や証明写真の撮影ブースなどもあった。

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