テラドローン、屋根点検用ドローンサービス「Terra Roofer」の機能を強化。効率向上へ

今回のアップデートでは、ドローンで屋根の画像を取得するだけではなく、画像をCloud上で解析することで、屋根の寸法と面積を測定する機能を追加した。これにより屋根に上らずに、屋根の点検から補修の見積もりまでドローンのみで実施可能だ。

概要

定期的な屋根点検は、建物の安全性を守る上で欠かせない重要な作業だ。定期的に点検することにより、いち早く問題箇所を認識し、メンテナンスのコストを最小限に抑えることができる。

従来の点検作業は、職人が実際に屋根に上って点検作業をする必要があり、非常に危険で時間がかかる作業だった。テラドローンは、このような点検業務を改善するために、屋根に関わる多くの施工業者からのフィードバックをもとに、ドローンからの映像や写真によって屋根点検が可能となるサービス「Terra Roofer(以下、本製品)」を開発した。

従来、職人2人で約2時間かかっていた作業を、本製品を使用することで”誰でも1人で約30分で安全に”作業を完了できるという。

また近年では、望んでいない屋根工事を契約してしまう「屋根工事の点検商法」のトラブルが5年間で約3倍にも増加している。本製品は、自動運転機能を搭載しており、点検作業の映像をリアルタイムで確認することができるため、点検を依頼した顧客に作業を見てもらうことで安心感を提供することが可能だ。

ドローンを活用した屋根点検を導入することは、顧客に提案できる点検方法が増えるだけでなく、顧客とのつながり強化も促進でき、案件獲得にも貢献することが見込まれるという。

Terra Rooferの特長

今後もテラドローンでは、インフラに関わる社会課題を解決するために、クライアントの声を反映しながら「Terra Rooer」を進化し続けていくとしている。

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