チャールズ国王 さらなるがん治療のためロンドンへ 前立腺肥大の治療手術「励ましのお言葉心より感謝」

英国のチャールズ国王(75)が、さらなるがん治療のためロンドンに戻っていることが分かった。前立腺肥大の治療手術を受けた後で、がんの一種と診断されたことを公表していた国王は、治療を始めてから初めて11日にノーフォーク州サンドリンガムで公に姿を現しており、その2日後にカミラ王妃と共に首都に戻る姿をデイリー・メール紙が伝えている。

1週間の休養の後、夫妻は13日の午後、ウェストミンスター地区の邸宅クラレンドン・ハウスにヘリコプターで着陸、少なくとも今後数日間は同邸宅に留まると見られている。

王室は12日、「ここ数日、多くの応援メッセージや励ましのお言葉をいただき、心より感謝しています」「がんに罹患したすべての人が知っているように、このような親切な思いは最大の慰めであり励ましです」

「私自身の診断を公表することで、一般の方々の理解を促進し、英国や世界中のがん患者やその家族を支援するすべての組織の活動に光を当てることができたと聞き、同様に心強く思っています。(がん患者をサポートする組織や家族たちの)たゆまぬケアと献身に対する私の生涯の称賛は、私自身の個人的な経験の結果として、より大きなものとなりました」と声明を出していた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

© 株式会社神戸新聞社