「スタジアムシティホテル長崎」 総支配人に粂野氏、10月開業

粂野隆史氏

 リージョナルクリエーション長崎(長崎市)は14日、長崎市幸町に10月14日開業予定の「スタジアムシティホテル長崎」の総支配人に粂野隆史氏(55)が就任したと発表した。
 同ホテルは、ジャパネットグループが建設している複合施設「長崎スタジアムシティ」内に入り、日本初のスタジアムビューを体感できる。14階建て。延べ床面積は約4万7600平方メートル。客室数は243室。今春から予約を開始する。
 粂野氏は兵庫県生まれ。カナダ・バンクーバーの旅行会社に勤務した後、1994年に帰国した。ホテル業界に転職し、2003年からスイスホテル南海大阪でリブランド、組織・収益改革、全面改装の陣頭指揮を執り、インターナショナル五つ星ホテルとしての地位を確立。クロスホテル統括総支配人などの要職を歴任した。
 粂野氏は「精力善用自他共栄の精神を基に、『売り手よし、買い手よし、世間よし』が理念。国内外の多くの人から選ばれるデスティネーション(目的地)ホテルを構築していく」とコメントした。

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