無償化を実現!3歳未満児の保育料、行田市が発表 埼玉で2例目、保育所などに通っていない3歳未満児らは 未就園の1.2歳児の保護者に“カフェ”利用券も配布予定

行田市役所=行田市本丸

 埼玉県行田市は14日、4月から3歳未満児の保育料を無償化すると発表した。市によると、同様の事業は深谷市も実施しており、県内では2例目。対象は510人を見込み、無償化相当額は1億679万円。

 親の就労状況を問わず保育を利用できる国の「こども誰でも通園制度」試行事業にも7月から参加する。保育所などに通っていない生後6カ月から3歳未満児が対象で、事業費は3570万円。また未就園の1.2歳児の保護者に旧忍町信用組合店舗内カフェ利用券(3千円)も5月に配布する予定。

 21日開会の3月定例会に関連費用を盛り込んだ2024年度一般会計当初予算案を提案する。

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