記録的な暖かさとなっている今年の冬。この原因は何なのでしょうか?
要因のひとつとして考えられるのが「海面水温」です。日本の南側では、この時期としてはかなり海面水温が高くなっています。「スーパーエルニーニョ現象」と呼ばれるもので、海面水温が高くなると、空気も温められます。
それにより、日本の上空では「偏西風」の動きが変わります。例年は日本を覆うように流れてくる寒気が、今年の冬は温かい空気が押し上げてくるため寒気が流れ込みにくい状態となり、暖冬につながっています。
注意しなければいけないのが、急な「寒の戻り」です。16日(金)は最高気温がぐっと下がる予想です。その後は再び暖かくなり、気温のアップダウンが大きくなりそうです。気温の変化、体調管理にお気を付けください。