林陵平が解説する相手DFをかわす際に有効な「ボールを動かすトラップ」のやり方とは!?【サッカー局面を打開する デキる選手の動き方/林陵平】

ボールを動かすトラップ

相手ディフェンダーをかわす際にはボールを動かすトラップが有効になる。

ボールを前に動かすトラップ

相手ディフェンダーがボールを奪いに突進してきたときに、前にボールをコントロールしてかわす際に使うトラップ。

ボールをコントロールして次の一歩でボールに触れる範囲を目安にボールを運んでいく。タッチが強くなりすぎないよう注意。

ボールを横に動かすトラップ

相手ディフェンダーのプレッシャーを横方向にかわすときに使うトラップ。ファーストタッチでボールの角度を変えていく。

主にインサイドで横か斜め前方にボールをコントロール。タッチが浅くならないようしっかり面に当てるように意識する。

【出典】『サッカー 局面を打開する デキる選手の動き方』 著:林陵平

【書誌情報】
『サッカー 局面を打開する デキる選手の動き方』
著:林陵平

日本がワールドカップなどに出場できるようになって以来、ドリブルやシュートといった個人技以外に、選手それぞれの「動き方」というのが注目されるようになってきました。「オフ・ザ・ボール」と言われる、ボールを持っていない時の動き方のことです。実際にボールを持っているプレイヤーは一人ですので、その他大勢のプレイヤーがどう動くのかが試合展開や勝敗を左右し、各監督の戦術につながる考え方の基盤となります。本書はポジションごとの動き方はもちろん、攻撃時・守備時・サイドアタック・フィニッシュなどの目的別の動き方、体の使い方、戦術を写真とイラストで解説し、QRコードから動画視聴もできます。現代の欧州サッカーに精通している著者を起用することで、強豪国などが実際に行っているサッカー戦略、ポジショニング、動き方を解説できます。

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